2025年も残り2ヶ月となりました。
これから年末年始にかけて忘年会や新年会などお酒を飲む機会が増え飲酒運転による重大事故の発生が懸念されます。
飲酒運転の厳罰化や行政処分の強化、飲酒運転根絶に向けた関係者の取組などにより、飲酒運転事故の件数は年々減少しています。しかし、依然として飲酒運転による交通事故が発生しており、令和6年中の飲酒運転による交通事故件数は2,346件で、飲酒していない場合に比べ、死亡事故率は約7.4倍も高くなっています(警察庁調べ)。飲酒運転は、重大事故に直結する極めて危険な行為なのです。
飲酒運転をなくすために気を付けましょう!
1.お酒を飲んだら運転しない。
2.運転する人にはお酒を飲ませない。
3.お酒を飲んだ人には運転させない。
※政府広報オンラインより抜粋
アルコールが体に与える影響
アルコールが体内から抜ける時間
アルコールが体内で分解処理する時間の目安として、『1単位で約4時間』という考え方があり、アルコール20gを含む酒類が『1単位』とされています。個人差はありますが、翌日にお仕事で乗務する場合などは酒量を控えましょう。

アルコール 1 単位を飲むと体内での処理に約4時間かかると言われています。分解にかかる時間は、睡眠中は遅くなり、性別・年齢・体重・体質・体調等でも変わります。
水を多く摂ることやサウナで発汗することでアルコールが早く抜けると考えている人もいますが、汗や尿から排泄されるアルコールはごく僅かで、摂取したアルコールのほとんどは肝臓で分解されるため、血中のアルコール濃度は変わりません。アルコールが抜ける時間を早めることを考えるよりも、飲みすぎないこと、摂取するアルコールの量を控えることが大切です。
また、一般的に、女性はアルコールの分解速度が男性よりも遅く、血中のアルコール濃度が高くなりやすい傾向にあると言われていますので、より一層の注意が必要です。
