地球温暖化と気候変動が進むと何が起きるの?
地球温暖化の爪あとは近年益々大きくなっています。その原因である気候変動がさらに進むと、日本を含む世界各地で以下のような現象が起き、私たち、そして次世代の人たちの生活とその質は甚大な影響を受けます。
◎猛暑日と熱中症被害者の増加◎台風や豪雨の頻発、土砂災害の激甚化◎降雨日数の減少、干ばつの増加、水不足の進行◎農作物の品質低下、穀物の収穫量低下◎自然生態系へのダメージ、感染症の広がり◎海面上昇、人間が住める場所の減少
温室効果ガスの排出をゼロにするために
私たちができること(家庭編)
電気・ガスの節約
✔電力消費量の多い家電の使用は必要最小限に
✔LED電球を使用する
✔省エネ家電の購入を検討する
✔電力プランの見直し・切替えを検討する
(太陽光パネルの取り付けなど再生可能エネルギーの活用を検討する)
✔家電を使わないときはコンセントを抜く
節水
✔シャワーを出しっぱなしにしない
✔歯磨き・手洗い・皿洗い中の水道を出しっぱなしにしない、なるべく水の使用量を抑える
✔洗濯はまとめて行う
ガソリンの使用を抑える
✔排出ガス性能や燃費機能に優れたエコカーの購入を検討する
✔エコドライブを心がける
✔なるべく公共の交通機関を利用する
✔宅配便は一度で受け取る
環境に配慮されたものを選ぶ・使う
✔プラスチックの利用を減らす
(エコバックや水筒を日頃から使うことで、レジ袋やペットボトルの使用を減らしましょう。)
✔国産の食品を選ぶ機会を増やす
(輸入品は、輸送の際に多くのエネルギーを消費します。)
✔健康にもいい大豆ミートも試してみる
(家畜の飼育過程で出るメタンガスを減らすことができます。)
✔エコ住を試してみる
(家を建てる、またはリフォームするとき、高気密高断熱仕様にすると省エネにつながります。)
ゴミを減らす
ゴミの運搬から焼却・埋め立てまでの過程で、大量のエネルギーが使用されます。出すゴミの量を減らし、CO2を削減しましょう!
このためには、無駄なモノは買わない(Reduce)、モノを大切に長く使う(Reuse)、ごみを資源として再利用する(Recycle)などの取組が重要です。最近では再生可能な資源に置き換える(Renewable)も推進されています。再利用可能なバイオプラスチックの使用を目指す動きもその一環の取組です。
※日本損害保険協会ホームパージより抜粋