- 食料や日常品など備蓄の目安は3日分を準備しておきましょう。
・水・食料
最初の救援物資が届くまでに最長で3日かかると言われているので、家庭での食料や生活用品の備蓄はとても大切です。非常時など防災のため水や食料の備蓄は3日分準備しておきましょう。
水の目安は1人あたり1日2ℓ×3日分。食料の備蓄は、家族の人数分×3日分。長期保存ができるもので、食べなれた味のものを準備。家族構成によって1日に必要な食品の量が違うので、何をどれくらい用意しておけばよいのか、事前に計算しておくとよいでしょう。
幼児のためのミルクやペットの食料などは、届くまでに3日以上かかることもあるので、備蓄は5~7日分が目安となります。
・生活用品
トイレットペーパーや石鹸、ラップなどの生活用品も、ストックしておくと便利です。1か月は困らない程度のストックを目安に、防災のため買い置きしておきましょう。
・持ち出し用のリュックも準備
避難所に行けば、最低限のものはあるかもしれませんが、自分にとって必要なものはコンパクトにまとめておくと便利です。リュックサックなら両手があくので便利ですし、ショルダーベルトやパットが入っているリュックなら、肩への負担を軽減してくれます。
簡単な食料や500mlのペットボトルの水、薬などの救急用品、懐中電灯、携帯電話の充電器、吸水バッグ、ゴミ袋、エマージェンシーブランケット、軍手、雨具、ノートとペン、ウェットティッシュやマスク、トイレットペーパー、下着や靴下、小銭、家族の写真、連絡先のメモなど。まずは自分流の持ち出し用リュックを防災のために作っておきましょう。
・ライフラインが途絶えた場合のために
<電気の供給がストップした場合のため>・懐中電灯、乾電池、手回しの充電ラジオ
<ガスの供給がストップした場合のため>・カセットコンロとボンベ
<水道の供給がストップした場合のため>・生活用水
をそれぞれ準備しておきましょう。
最も多く消費されるのはトイレ用の水なので、普段からお風呂の残り湯を取っておいたり、バケツやペットボトルに水を汲み置きしたり。ウェットティッシュや水のいらないシャンプー、紙皿やラップなども備蓄しておけば、水の節約にもなります。普段からこれらの防災のための備蓄を心掛けるだけで、いざというときの強い味方になってくれます。